このウェブサイトはご利用の端末での閲覧に対応していません。
This website does not support your device.

バナナは冷蔵庫に入れたらいけない?バナナの常識

Aug. 8th,2018
バナナは冷蔵庫に入れたらいけない?意外と知らないバナナのいろんなこと。

バナナってどんな果実?

バナナの産地はどこ?

バナナは中南米やアジアの熱帯地域で生産されている果実で世界中で食べられています。

日本で食べられるバナナはそのほとんどがフィリピン産ですが、インドが最もバナナを生産している国で、中国、インドネシアなどが続きます。ただし、インドでは国内でそのほとんどを消費していて、輸出されるバナナは中南米のものが半分以上を占めます。

世界のバナナの生産量

バナナは世界で1億3000万トン以上生産されていてジャンボジェットの重さで70万機分以上になります。

国産のバナナ?

日本のバナナの生産量は世界で124位で、流通するバナナは99%が輸入されたものです。国産のバナナといえば南国の沖縄や奄美大島、鹿児島などで栽培されている島バナナを思い浮かべますが、近年耐寒性のバナナが開発され、まだわずかですが本州でもバナナが生産されています。

バナナの木とバナナの実

“バナナの木”

バナナは高さ10m近くにまで成長し、“バナナの木”と呼ばれますが、学術上は一般的に“草”と呼ばれる草本に分類されます。高く伸びる茎のような部分は葉鞘が幾重にも重なりあった偽茎と呼ばれるものであり、本物の茎は短く地下にあります。“バナナの木”は実がなると枯れてしまいますが、根元から子株が生えてきて再び成長します。

バナナの実

バナナは成長すると偽茎の先にたくさんの花が集まった花序をつけます。花序は花弁のように見える大きな苞葉に包まれています。花序に咲いた花は複数の段になっていて、花の一つ一つが受粉するとバナナの果実に、一つ一つの段がバナナの房になります。

バナナの果実は一般的には緑色で熟成したものは黄色と思われがちですが、実は紫色や桃色、オレンジ色のものなどいろいろなものがあります。

野生のバナナ

野生種のバナナは一般的に食べられているバナナのように黄色いのですが、小豆ぐらいの大きさの種がたくさん入っています。通常“バナナ”と呼ばれて食べられているのは突然変異によって種ができなくなったバナナです。

バナナの成熟、緑色から黄色へ

バナナにはクロロフィルという葉緑素が含まれています。このクロロフィルは紫外線を吸収する働きがあり、植物は細胞や遺伝子を壊してしまう紫外線から自らを守っています。さらにバナナにはカロテノイドという黄色い色素も含まれていますが、成熟していないバナナはクロロフィルの緑色の方が濃いのでバナナは緑色に見えます。バナナが熟してくると実を守っていた色素が分解されていきますが、クロロフィルの方が分解されるのが早いので緑色が薄くなっていき、成熟したバナナはカロテノイドにより黄色く見えるようになります。

スーパーなどで見かけるバナナは通常黄色いですが、日本に輸入されるバナナはまだ黄色ではなく緑色のまま輸入されます。なぜかというと成熟したバナナは害虫やウイルスなどに寄生されやすいため成熟した黄色いバナナを輸入することは植物防疫法によって禁止されているからです。輸入されたバナナは検疫や手続きなどを経た後、発酵室でエチレンガスを使用して追熟し、黄色くしてから店頭に並びます。

ちなみに緑色のバナナを買った場合、エチレンガスを出すリンゴやなし、メロン、もも、キウイ、アボカドなどと一緒に保存することで早く成熟させることができます。

怪しく光るバナナ

成熟したバナナはブラックライトを照射すると青く光を発します。なぜかというとバナナの果実は成熟すると皮に含まれるクロロフィルが分解されていき、その過程で作られた蛍光物質がブラックライトの紫外線で青色に発光するからです。成熟したバナナほどよく光り、特に成熟したバナナにできる茶色い星のまわりがよく光ります。

バナナを食べる

バナナの糖質

バナナにはブドウ糖、果糖、ショ糖、でんぷんなどいろいろな種類の糖質を含んでいます。ブドウ糖はすぐに、果糖は緩やかにからだに吸収されるというように、これらの糖質はそれぞれからだに吸収される時間が違うのでバナナは即効性と持続性をあわせ持つエネルギー源となります。

バナナの栄養素

バナナには特にナトリウムの排出を促すカリウムが多く含まれており、高血圧に効果があると言われています。

また、骨の形成に重要なマグネシウムや代謝を助けるビタミンB群や、抗酸化作用のあるポリフェノールなどの成分も豊富に含まれています。

食物繊維も豊富で、善玉菌を増やす効果のあるオリゴ糖も含まれているので腸内環境の改善にも役立ちます。

バナナはイライラに効く?

バナナには精神をリラックスさせる効果のある成分であるセロトニンが豊富に含まれており、イライラを和らげる効果があると言われています。

バナナは高カロリー?

栄養豊富なバナナは高カロリーと思われがちですが実はそうではなく意外と低カロリーです。バナナ一本あたりの可食部はおよそ100gですが、約86kcalとごはん0.5杯分ほどしかありません。

バナナの保存方法

バナナを長持ちさせるには?

柔らかいバナナはそのまま置いておくとテーブルなどと接触した部分が黒ずんで痛んでしまいます。なのでバナナハンガーで房の根元を引っかけて吊るして保存するのが一番いい保存方法です。バナナハンガーは100円ショップでも購入できますが、吊るせる場所があればS字ハンガーなどでも代用できます。風通しのよい場所が良く、温度は15℃から20℃ぐらいが適切です。

バナナは冷蔵庫で保存できない?

暖かい季節になると数日でバナナが熟してしまって食べきれない、ということもあります。そういう時は冷蔵庫で保存すると長持ちさせることができます。

バナナを冷蔵庫に入れるのはNGと思われがちですが、それはバナナを冷やしてしまうと成熟しないためで、成熟したバナナは冷蔵庫で保存することができます。一本ずつ切り離して、ビニール袋やラップで包んで保存するのが良いです。黄色かった皮は黒くなってしまいますが、中身はきれいで食べるのには問題ありません。だいたい1~2週間保存することができます。

一番上へ
トップにもどる
シェアする
シェアする
Facebookでシェアする
ツイート
Google+でシェア
Pocket
はてなブックマーク